特別養護老人ホームとは?分類による仕事内容の違いを解説

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特別養護老人ホームでのお仕事について、大変なイメージを持たれている方が多いですが、介護職でのキャリアを考える上でメリットである面もあります。

今回は特養の分類や仕事内容、働くメリットなどをご紹介したいと思います!

特別養護老人ホームとは?~入所者の条件

特別養護老人ホームとは?

特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設、以下特養)とは、身体上又は精神上の著しい障がいのために常時介護が必要であり、居宅において適切な介護を受けることが困難な方に対し、

  1. 入浴・排泄・食事等の介護
  2. その他日常生活上の世話
  3. 機能訓練
  4. 健康管理
  5. 療養上の世話

を行うことを目的とした施設です。

平成27年4月からは、より入所の必要性の高い方々が入所しやすくなるよう、居宅での生活が困難な中重度の要介護高齢者を支える施設としての役割に重きを置くこととなり、入所対象となる方の範囲について制度が改正されました。

◆ よく似た名称の「養護老人ホーム」とは?
環境または経済的に困窮する高齢者(65歳以上)が入所し、自立した生活や社会的活動への参加を促す援助を行う施設です。養護老人ホームへの入所にはその方に介護が必要かどうかは関係なく、また市町村の措置により行われます。

 

入所者の条件

  • 65歳以上(特定疾病により要介護の状態となった場合は40歳以上も含む)
  • 要介護3以上(要介護1~2の方でも特例入所あり)

特養の分類

居住タイプによる分類

特養は居住タイプにより、〈 従来型 〉・〈 ユニット型 〉に分けられます。

 

〈 従来型 〉
1つ1つの部屋が廊下でつながっている病院のような空間で過ごします。

  • 多床室・・・ひとつの部屋を最大4名で利用する
  • 従来型個室・・・ひとつの部屋を1名で利用する

 


引用▶厚労省【第194回社保審介護給付費分科会資料「介護老人福祉施設」】

多床室ではプライバシー面の問題が多く、一方従来型個室では孤立を感じやすいという問題から、現在では後述のユニット型への移行が推進されています。

 

 

〈 ユニット型 〉
10名程度の少人数グループに介護者も固定された1つのユニットで過ごします。それぞれの個室に加え、生活を共にする「共同生活室」を設けることで、家庭に似た生活空間で過ごすことができます。

  • ユニット型個室・・・共同生活室を中心に個室を配置。最も推進されている構造。
  • ユニット型個室的多床室・・・元々の多床室に簡易的な壁を配置して個室的に利用。共同生活室も設置。


引用▶厚労省【第194回社保審介護給付費分科会資料「介護老人福祉施設」】

ユニット型でも、ユニット型個室的多床室についてはプライバシーの問題が懸念されています。「簡易的な壁」については天井と壁の間の隙間が認められており、完全な個室とは言い難いことから、新設中止について検討されているようです。

 

規模等による分類

特養は規模等によっても分類があり、〈 広域型 〉・〈 地域密着型 〉・〈 地域サポート型 〉に分けられます。

 

〈 広域型 〉
定員30名以上で、住んでいる市町村に関係なく入居が可能な特養です。
〈 地域密着型 〉
定員29名以下で、施設がある市町村の住民のみが入居の対象になる特養です。地域密着型は、さらにサテライト型単独型に分類されます。

  • サテライト型・・・広域型の本体施設から車で20分圏内の場所に設置される特養
  • 単独型・・・本体施設のない地域密着型特養

サテライト型では本体施設との連携が可能であることから、人員基準や設備基準が大きく緩和されています。また単独型も広域型に比べ基準が緩和されています。

〈地域サポート型〉
在宅介護を利用する方が、住み慣れた自宅で自立した生活を送れるよう生活援助員が24時間年中無休で見守りを行う特養です。2013年に新しく制度化された特養の形ですが、実施している自治体は少なく、長野県でも未だ設置されていません。

 

特養の人員基準や分類による仕事の特徴

人員基準


引用▶厚労省【第194回社保審介護給付費分科会資料「介護老人福祉施設」】

主な仕事内容や働き方

特養での勤務は、日勤と夜勤を含めた3~5交代制が一般的で、曜日固定のお休みはなくシフト制の休日です。
仕事は主に身体的介助(食事・入浴・排泄)です。入居者の方の要介護度が3以上のため、身体的負担の大きい介護が多くなることが特徴です。また、終末期のケア看取りの対応を行うこともあります。

従来型とユニット型での仕事の違い

従来型では、入所者の方を多くの職員でまとめて介護することができるのが特徴です。特に多床室では、入所者の方はまとまって過ごしているので見守りもしやすく、また別の職員の動きがわかるので、他の職員が助っ人に入るなど、臨機応変に対応しやすいようです。しかし介護をしやすい反面、感染症予防などが難しく、入所者の方のプライバシーの問題も懸念されています。

ユニット型では、入所者10名以下の少人数のユニット毎に、いつも同じ職員が固定されて介護を行うため、家庭に似た雰囲気の中できめ細やかなケアが行えるのが特徴です。従来型に比べ、入所者の方のプライバシーの面に配慮された構造ではありますが、個室で分けられてることで死角が多く、見守りが難しいようです。

 

どちらにもメリットやデメリットがありますが、未経験の方が特養でお仕事を始めるのであれば従来型がオススメです。大部屋で他の職員の介護を見ることは貴重な勉強の機会となり、また反対に自身の介護を見てもらうことで、アドバイスをもらえる機会となります。

従来型での勤務で自信をつけ、より入所者の方に寄り添った介護がしたい、上を目指したい、そう思われた方はユニット型でさらに経験を重ね、キャリアアップの道を目指されてみてはいかがでしょうか。

 

特養で働くメリット

様々な介助技術を学び、キャリアアップを目指せる!

特養の介護は、身体的にも精神的にも大変ではありますが、多くの介助技術を学び、今後のためのキャリアを積むことが可能です。介護福祉士、いずれはケアマネージャーを目指したい方にも、まずは特養での勤務がオススメです。

 

給与面や待遇面も充実!

特養は社会福祉法人や自治体が運営していることから、給与面では各種手当が支給され、昇給や賞与もあり、また待遇面でも福利厚生が充実しているなど、比較的安定しているようです。

 

まとめ

特養でのお仕事は、重労働ではありますが、体力に自信があり、さまざまな介助技術を身に付けたい、今後のキャリアを積みたいとお考えの方にはオススメの職場です。これから介護のお仕事を始めようと思っている方も、キャリアアップのために転職をお考えの方も、特養での勤務を考えてみませんか。

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